カルティベータ・女性スポーツ勉強会#22 運動嫌い・スポーツ嫌い・体育大嫌い・・・でも
中学女子の3分の1が週の身体活動合計時間が60分未満って!? 一日に10分も運動していないっていうこと?

今回はダンスを取り上げます。
いつもの勉強会とは異なり、東京ウィメンズプラザ・ホールの半分のフロアーをフラットにして、皆さんと一緒に動けるようにしました。現在日本の最先端を行くダンスのパフォーマンスもご覧いただけます。
登壇者
田中喜代次氏(筑波大学名誉教授、株式会社THF代表取締役)

長年にわたり数多くのスポーツ種目を比較分析し、2024年度秩父宮記念スポーツ医・科学省を受賞した田中喜代次氏が「ダンスが身体と心、そして社会に及ぼす有益性」について解説。ダンスの力をあなどるなかれ。本当にすごいんです。
区分 | 教員・研究者 |
学部・大学院 | 筑波大学名誉教授 (元)筑波大学大学院人間総合科学研究科スポーツ医学専攻 |
所属 | 学部:体育専門学群(健康増進学) 大学院:スポーツ医学 |
職名 | 名誉教授 (元)教授 株式会社THF代表取締役社長 |
氏名 | 田中 喜代次 TANAKA, Kiyoji |
連絡先住所 | 〒305-8574 茨城県つくば市天王台1-1-1 |
電話番号 | 090-6192-5230 029-861-7617, Fax 7618 |
メイルアドレス | tanaka.kiyoji.ft@u.tsukuba.ac.jp |
研究内容を表す キーワード | 健康支援、肥満者の減量(スマートダイエット)、スマートエクササイズ、 健幸華齢のためのスマートライフ(包括的健康支援プログラム)の開発 |
取得学位 | 教育学博士 (教育学修士、体育学修士、体育学士) |
研究職歴 | 1983年3月 筑波大学大学院博士課程修了 1983年4月 大阪市立大学教養部 講師 1989年4月 筑波大学体育科学系 講師 1993年4月 筑波大学体育科学系 助教授 2004年4月 筑波大学大学院人間総合科学研究科 教授 2005年5月 筑波大学発研究成果活用ベンチャー企業 株式会社THF代表取締役 2015年10月 中央民族大学体育学院(中国) 客員教授 2018年4月 筑波大学名誉教授 筑波大学・東京薬科大学・東都大学・アール医療専門職大学 非常勤講師 |
受賞学術賞 | 秩父宮スポーツ医科学賞(奨励賞2008)(功労賞2025) アメリカスポーツ医学会優秀賞 日本肥満学会優秀賞 日本肥満治療学会優秀賞 日本体力医学会学会賞(3回) 日本教育医学会優秀賞 高齢者ケアリング学研究会Best Reviewer賞 つくば・地域連携推進賞2013最優秀賞 JPBA功労賞 日本教育医学会功労賞 秩父宮記念スポーツ医科学賞 筑波大学Best Faculty Member賞 日本プロモーション企業コンテスト「生活習慣サポートサービス」賞 |
所属学会・研究会・協会 | 国際老年運動学会(理事) アメリカスポーツ医学会(フェロー) 国際スポートロジー学会(評議員) 日本健康支援学会(元理事長) 日本体力医学会(理事、編集委員長) 日本肥満学会(理事) 日本肥満治療学会(理事) 日本運動生理学会(理事) 日本体育学会(評議員) 日本介護予防・健康づくり学会(会長、学術委員長、理事長) 日本フレイル・サルコペニア学会(理事) 公財)体力つくり指導協会(理事) 日本メディカルフィットネス研究会(元会長) 生活習慣病予防協会(参事) 日本リズムムーヴメント指導者協会(顧問) 日本プロボウリング協会(理事) |
学位論文 | The Relative Role of Selected Physiological and Morphological Attributes to Success in Endurance Performances (教育学博士1983年3月) |
取得資格 | 体力つくり支援士ドクター、健康科学アドバイザー(日本体力医学会認定)、 認知症予防脳トレ士、教員免許(保健体育) |
更新日 | 2025.2.1 |
その他(過去の実績を含む) ・厚労省委員 ・日本体育協会 ・公財)健康体力づくり事業財団
・元気ひたち健康づくり市民会議委員(スーパーバイザー)@日立市
・茨城県 ・東京都 ・大子町 ・筑西市 ・草津市 ・岐阜市 ・芦屋市 などのアドバイザー
ダンスなどの身体活動の健康面に及ぼす有益性
田中喜代次(筑波大学名誉教授、株式会社THF代表取締役)
ダンスは身体的な運動であることから様々な体力面に好影響をもたらすと同時に、筋肉のしなやかさや筋質(筋内脂肪の減少)、骨質(骨密度、骨強度)を高める。さらに、メンタルヘルスにも多くの有益な効果をもたらす。以下に、メンタル面での有益性について解説する。
✅ 1. ストレス軽減と気分の改善
- ダンスをすると、セロトニンやドーパミンなどの「幸せホルモン」が分泌され、ストレスや不安の軽減に役立つ。
- 音楽に合わせて身体を自由に動かすことで、心が解放され、リフレッシュ効果が生まれる。
✅ 2. 自己肯定感・自己表現力の向上
- 振付を覚えてパフォーマンスをすることで、達成感や自信が生まれる。
- 仲間と一緒に目標を達成することで、協調性や自己効力感が育まれる。
✅ 3. マインドフルネス効果
- ダンスは瞬間的に集中する活動のため、マインドフルネス(現在に注意を向ける状態)と似た効果が期待できる。
- 動作に集中している間は、過去や未来への思考から解放され、心の平安が得られる。
✅ 4. 社会的つながりと孤独感の軽減
社交ダンスなどは認知症予防や情緒安定に繋がる。
多くの人との交流が生まれ、孤独感の緩和に繋がる。
宮本乙女氏(日本女子体育大学・ダンス学科教授)

『明日からトライ!ダンスの授業』他、授業実践提案多数。ダンスの教え方を研究・指導するスペシャリストがあなたに教える「ダンスの基本のキ」とワークショップ。どうやって教えたらよいのか迷っている教員やクラブの指導者にジャストフィット!一緒に動いてみよう!
お茶の水女子大学大学院卒業後、同附属中学校で保健体育科教師を2013年3月まで務める。同年4月より日本女子体育大学に着任。幼児・小・中・高校・大学と様々な校種の教員とともに、発達段階に応じたダンスの授業実践・研究を継続。また近隣の小中学校にダンス授業支援を行っている。
(公社)日本女子体育連盟副会長、全国ダンス・表現運動授業研究会所属
共編著『改訂版 明日からトライ!ダンスの授業』(2021)『みんなでトライ!表現運動の授業』(2015)大修館書店、『学び手の視点から創る中学校・高等学校の保健体育授業〈体育編〉』(2016)大学図書出版。DVD指導・監修『創作ダンス&現代的なリズムのダンス』(ティアンドエイチ株式会社2017)他


Junko☆ (HAPPY DOJO実験道場)

世界を舞台に活躍するエンタメクリエイター。 ダンサー、振付師、YouTuber、コンサルタントとして世界を舞台に活動。だれでも手洗いを覚えられる「手洗いダンス」でカンボジアの小児病棟でフェス実践。ガーナ、ネパール、カンボジアで運動会を実施。ダンスの持つ可能性について語るJunkoと一緒に楽しいリズムに乗って一緒に踊ろう!
(振付師/YouTubeプロデューサー/社会起業家/マーケティング戦略コンサルタント)
Junko☆は、世界を舞台に活躍するエンタメクリエイターです。 これまでダンサー、振付師、YouTuber、コンサルタントとして実績を積み重ねながら世界を舞台にマルチキャリアで活動してきました。 世界中の子どもたちとファミリーに夢と勇気を届けることを使命としています。
⸻ 主な実績 • 総フォロワー60万人映像クリエイター • 国内外の受賞歴、メディア出演多数 • 言葉の壁を超えた笑いと平和のエンタメ「World Peace Comedy」の先駆者であり総合プロデューサー • 社会起業家としてエンタメ×SDGs、エンタメ×環境教育の事業を企画、運営 ⸻ さらに詳しく おもな活動実績 ↓
【ダンスでの実績】 明治大学卒業後、ダンサーとして活動。 日本と世界で数々のコンテストで実績を残す。 [世界] ・ニューヨークアポロシアター出演 ・ニューヨークCotton club ソロパフォーマンス ・国内最大振付師コンテストLegend Tokyoでシルクドソレイユ賞受賞 ・同コンテスト/ブルーマン賞受賞 [国内] ・現 ラグビーPanasonic Wild Knightsチアリーダー専属振付師 ・ラグビー サンウルブズ チアリーダー専属振付師 ・NHK紅白歌合戦振付師 ・矢沢永吉MV出演・専属ダンサー ・柴咲コウ、山本リンダ、など芸能人多数振付 ・アイドル育成・振付・演出実績多数(ホリプロ、レプロ、ケイダッシュ、ソニー等) ・有名アニメ振付・演出 ⸻
【ダンス×SDGs/社会貢献のおもな活動実績】 • 東京大学の地球温暖化具体策プロジェクトPR YouTubeを使い3000万円の資金調達に成功(現玉川大に移籍) • カンボジア小児病院で手洗いダンスフェス開催。だれでも手洗いを覚えられる「手洗いダンス」考案。(ジャパンハート様コラボ) 衛生教育に貢献 • ドバイで「世界平和盆踊り」を実施 地元メディアで取り上げられるほか、ドバイ王族が気に入りリピーターに。 「こんなにエキサイティングな盆踊りは初めて」と盆踊りの概念を変えることに成功 • その他 ガーナ運動会、ネパール運動会、カンボジア運動会など実績多数



岩淵多喜子氏(日本女子体育大学・ダンス学科准教授)

ロンドンの、LABAN CENTRE LONDON にてコンテンポラリーダンスを学び、海外でダンサーとして活動。コンテンポラリーダンスで数々の受賞歴を誇る。今回は、岩淵氏が日本女子体育大学の選抜メンバーと共に創作し、昨年フランスの国際ダンスプログラム「Camping」で発表され高い評価を得た作品を披露いただく。「呼吸」「間」「気配」など、日本独自の身体感覚をテーマに表現された作品をみんなで一緒に鑑賞しよう!
東京学芸大学、同大学院修了。その後LABAN CENTRE LONDON にてコンテンポラリーダンスを学び、海外でダンサーとして活動後、1999年帰国。Dance Theatre LUDENS を設立。以降、LUDENS の全作品の演出・構成・振付を担当する。代表作に「Be」「Distance」「Against Newton」など。国内外の主要なフェスティバルより招聘を受け高い評価を得る。また、海外の振付家との共同製作や人材育成プログラムの実施など、様々な形でコンテンポラリーダンスの普及・育成に携わる。
受賞歴として、「Be」にて横浜ソロ×デュオコンペティション【横浜市文化振興財団賞】【在日フランス大使館賞】受賞、「Distance」にて【舞踊批評家協会新人賞】受賞。ACC(アジアン・カルチュラル・カウンシル)スカラシップ、2000~2005年(財)セゾン文化財団よりカンパニーに対して年間助成を受ける。現在、日本女子体育大学ダンス学科准教授。

演目に関しての情報;
「現在検討しているのは、昨年フランス・パリで行われた「Camping」という企画で発表した《Theme and Variations – from the 8 sequences》という小作品です。この企画は、世界各国から選抜された約20校の芸術系大学が集まり、リサーチ、ワークショップ、作品発表などを行うもので、本学の学生も参加しました。その際のショーケースで私がディレクションを担当し上演した作品になります。
作品の内容としては、学生たちがフランスで他大学の学生に向けて「忍者」や「漢字」をテーマに行ったワークショップを起点に、私が「呼吸」「間」「気配」といったキーワードを抽出し、学生自身が創作したフレーズをもとに構成した、抽象的な作品です。日本庭園を思わせるような、静けさと空間性を意識した作品となっています。
出演者
日本女子体育大学・在校生:舟生 実 (ふにゅう みのり)、永井 理沙(ながい りさ)、田島 さつき(たじま さつき)
卒業生(2024年度卒業生):
渡邊 愛蓮(わたなべ えれん)、 守屋 乃愛(もりや のあ)、 中村 美空(なかむら みく)、 立矢 桃子(たちや ももこ)、高田 虹(たかだ こう)
宮嶋泰子(一般社団法人カルティベータ代表理事 スポーツ文化ジャーナリスト)

女性スポーツ勉強会#22 ファシリテーター 一人一人が輝くために身体活動の大切さをお届けする。
スポーツ文化ジャーナリスト。(一社)カルティベータ代表理事。(公財)かめのり財団理事長。現在はWebカルティベータで様々なスポーツ情報を記事やYouTube動画で発信している。
1955年1月富山県高岡市生まれ 鎌倉に2歳から住む。
神奈川県立外語短期大学付属高校卒業、早稲田大学フランス文学科卒業。
テレビ朝日にてアナウンサー、ディレクター、プロデューサーとして43年にわたりスポーツ番組制作を行う。1980年のモスクワ大会から19回の夏冬の五輪を現地取材(日本では最多)。パラリンピックは1992年のバルセロナ~2000年のアテネ大会まで制作。主としてニュースステーションと報道ステーションで独自の切り口でスポーツを取材、編集、ナレーション、スタジオ迄担当。
長年にわたり文部科学省中央教育審議会青少年スポーツ分科会や政策評価委員会のメンバーを務め、早稲田大学非常勤講師、順天堂大学客員教授などを歴任。日本バレーボール協会理事やBリーグ(日本プロバスケットボールリーグ)理事、新体操連盟理事、日本オリンピック委員会広報部会副部会長などを歴任し、現在は日本スポーツ協会地域クラブ育成委員会委員、日本女子体育大学招聘教授、学校法人二階堂学園理事、国立学校法人鹿屋体育大学経営協議会委員を務める。2020にテレビ朝日を退職後、翌月に一般社団法人カルティベータを立ち上げ、現在はWebカルティベータで様々なスポーツ情報を記事やYouTube動画で発信している。2024年10月より青少年国際交流や多文化共生のための事業を進める公益財団法人かめのり財団理事長を務める。日本オリンピック委員会2016年女性スポーツ賞受賞。
会場参加とオンライン参加 それぞれの申し込み方法
*会場でのご参加
定員150人 ワークショップがありますので、ご参加される方は動きやすい格好と靴でお出かけください。
小中高生は無料 お申し込みはこちら https://forms.gle/11MH7MKxkcEoRu7n8
カルティベータサポーターズ会員は無料 お申し込みはこちら https://forms.gle/2koBpVEJBabjjh5F6
一般の方の会場参加には、①~③まで三つのお申し込み方法があります。
①事前のクレジットカードでのお支払い (3000円)、下記のチケットという文字をクリックしてお申し込みください。
②当日会場での現金払い(3500円)、ご希望の方はお名前を、以下のフォームにご記入ください。
③銀行振り込み (3000円) <三井住友銀行 三田通支店 普通 8662039 イツパンシヤダンホウジンカルティベータ> お振込み手数料はご負担をお願いいたします。 振り込みが終了しましたら、お名前、ご住所、電話番号を info@thecultivator.jp 迄ご連絡ください。
①クレジットカードの方は下記から↓↓↓「チケット」の文字をクリックして3000円をお支払いください。 なお、必ず「イベントの内容」のところに、「女性スポーツ勉強会#22 ダンスの回」とご記入ください。
カルティベータ会員無料
*オンラインでのご参加
カルティベータサポーターズクラブの方は前日にURLをお送りしますので、無料で視聴できます。
一般の方のオンライン視聴には、「クレジットカード支払い」と、「銀行振り込み」の二つの方法があります。
①クレジットカードでお支払いの場合は↓↓↓↓「チケット」という文字をクリックして1100円をお支払いください。なお、必ず「イベントの内容」のところに、「女性スポーツ勉強会#22 ダンスの回」とご記入ください。
②銀行振り込み (1100円) <三井住友銀行 三田通支店 普通 8662039 イッパンシャダンホウジンカルティベータ> 振り込みが終了しましたら、お名前、ご住所、電話番号を info@thecultivator.jp 迄ご連絡ください。

