スポーツは若者のためにだけあるんじゃないんです!
マスターズで楽しむ人々の豊かな人生
このところスピードスケートや体操のマスターズの取材をしながら、そこには若い人たちが競技としてスポーツを行うのとはまた違った楽しみがあることを発見しました。
人生の中でスポーツがどんな位置を占めているのか、まさにそれは人それぞれですが、取材をしながら思わず笑顔になってしまうシーンがたくさんあります。
是非そうしたマスターズスポーツの魅力を知っていただければと思います。
そして昔一生懸命に汗を流したあのスポーツをもう一度やってみてはいかがでしょうか。
9月25日と26日に山形県の酒田で行われたマスターズ体操で出会った素敵な方々をご紹介します。最高齢は74歳の男性。息子さんが体操の日本代表選手に選ばれたのを機に、ご自身でも体操を始めたそうです。そして最後に出てくるのは定年まであと2年という高校の校長先生です。チーム全員がご自分の教え子だそうです。これまた素敵ですね。
マスターズ体操、女性の部の最高齢も74歳でした。全力で走る姿は少女のようです。見ているだけでほっこりです。そして最後にご紹介するのは元日本代表だった沢木綾子さんです。彼女は出産のトラブルでお子さんが脳性麻痺になってしまいました。介護疲れを解消する意味で体操を始めたそうですが、今やこれがもう一つの生きがいになっているとか。現役の日本代表だった時とはまた違う魅力をスポーツに見出していらっしゃいます。
そしてこちらは2020年の2月29日にカナダのカルガリーで行われたスピードスケートの国際マスターズの大会の様子です。90歳を超えてかくしゃくとしていらっしゃるのは丸茂伊一さん。スケートだけでなく短歌雑誌の編集長もなさっているだけに頭脳も明晰です。みんながサポートする場面ではジーンときてしまいました。日本代表選手だった岡崎朋美さんも参戦していました。
このマスターズスケートに出場して世界記録を出した人が他にもいましたよ。何とこの方は軽井沢にお住いの尼僧です。これまたヒストリーです。
さあ、そしてオリ・パラ組織委員会会長だった橋本聖子さんと同級生だった駒沢苫小牧高校の女性3人組もそれぞれの人生を歩んでいました。こちらも面白い!
まさに第二の青春ですね。
それではマスターズスポーツをごゆっくりお楽しみくださいませ。
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