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2022.01.13
スポーツ・芸術・文化

なぜ私は暴力をふるったのか バレーボールコーチの告白    「キレたらLINE]

「日本のスポーツ界には暴力やハラスメントが多い」というリポート

2020年、本来であれば東京でオリ・パラが開かれる予定だったこの年に、国際的な人権団体NGOヒューマンライツウォッチがリポートを出しました。
「数えきれないほど叩かれて」と題された日本のスポーツ界における暴力指導の現実を暴いたものです。
https://www.hrw.org/ja/report/2020/07/20/375777

スポーツに出会う子どもの頃から行われる暴力指導は一体どこから来るものなのでしょう。

暴力をふるう指導者はどのような心理で行うのでしょう。

1人のバレーボール指導者が心情を吐露

常習的に暴力を行ってきた人、さらには人生で数回であっても暴力指導をした人、様々ですが、その時の心理のベースには怒りや相手をコントロールしたいという支配への欲求があります。さらには暴力を振るって、相手ががらりと変わってくれた時の優越感などもあるようです。

自らの過去の過ちを振り返って、暴力指導をした時の心境を吐露してくれたのは国際バレーボール連盟FIVBのコーチインストラクターという世界中のコーチたちを指導する立場にいる加藤敦志さんです。

加藤さんは、日本バレーボール協会で仕事をする中で、偶然「暴力根絶プロジェクト」の事務担当に任命され、自らの過去の経験を客観的に見つめながら、さらに専門の大学の研究者と共に学びを深めていくようになります。

瞬間的にカッとなった指導者も実は悩んでいることが多いのだと知って、加藤さんは残された時間を、そうした悩める指導者の相談にのりたいと考えました。

今回、「キレたらLINE」の連絡窓口を作り、対応することを決意されました。

こちらからご連絡いただくと、加藤さんにつながります。
怒りのコントロール、アンガーマネージメントがうまく働かないという指導者の方は是非ご利用ください。

加藤さんの暴力をした理由等のYouTube動画はこちらからご覧いただけます。

日本のスポーツから暴力やハラスメントが無くなっていくように、カルティベータでは、皆さんとご一緒に力を合わせていきたいと思います。


Report 宮嶋泰子

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