子どもの体力研究① 井村雅代流シンクロ指導が研究でも実を結ぶ! 日本代表から大学研究者へ 桜美林大学田中千晶准教授に聞くシリーズ1回目。
今回から数回にわったってシリーズでお伝えする「アッと驚く!子どもの体力について」。専門に研究する桜美林大学田中(旧姓山村)千晶准教授に詳しく伺います。
旧姓山村千晶さんは井村雅代さんの指導も受けた元シンクロ日本代表選手です。小谷実可子さんや奥野史子さんと一緒に代表合宿に参加し、井村雅代コーチの指導を受けてきました。今大学で研究や指導をしていく中で、当時の経験がとても役立っているといいます。役立つというよりも、もはや研究とトレーニングは酷似しているとさえおっしゃいます。一体何が似ているのでしょうか。その答えにインタビューをしながら私宮嶋は驚きのため息の連続でした。
田中さんは研究でも2016年の日本発育発達学会第13回大会で最優秀研究賞を受賞されるなど抜きんでた足跡を残していらっしゃいます。その田中千晶さんの子供の体力に関する説得力あるお話をシリーズでお伝えする一回目です。イントロダクションとして「シンクロナイズドスイミングと大学での研究の相似」としてお伝えします。
田中千晶さんの話を聞きながら、私たちは成人になるまで経験してきたことが、その後の人生で大きく作用してくるのだなと改めて感じたところです。
かくいう私も子供のころに刺繍を習っていたせいか、動画編集のような細かな作業や根を詰める作業が全く苦ではありません。子供時代に何を経験するかの大切さが今頃になってわかってきました(笑)
(取材・制作 宮嶋泰子)