「願いは子供たちの健やかな成長」バングラディシュ農村部の生活向上の鍵はお母さんたちの力
2019年度のかめのり大賞草の根部門賞受賞の特定非営利活動法人日本・バングラディシュ文化交流会をご紹介。
バングラディシュの農村部の生活向上を目指して活動するこの団体は、 もともとはJICAの青年海外協力隊でバングラディシュに派遣された女性がその後も継続して支援をしようと思い立ったことがきっかけで作られました。
どこをどのように変えていったら村の人々の心が動き、村人の体も丈夫になり、それぞれの活気が出てきたかがよくわかります。どうもうまくいかないなと思ったら方法を変えていく柔軟性も必要です。自分たちで全てやってしまうのでなく、現地の人たちがどうやって活動を継続させていくかということを考えることも大切なことですね。
青年海外協力隊は、派遣されたことでその本人たちの意識や人生の目的も変わってくるようです。日本だけでなくこれからは世界が手を携えていくことが求められる時代です。一人一人の結びつきが人々の心を変え、村を変え、国と国の関係も変えていくのかもしれません。
公益財団法人かめのり財団についてはこちらからご覧ください。 https://www.kamenori.jp/
取材日2020年1月 かめのり賞受賞会場にて
取材 宮嶋泰子