プール業界の革命児!西川隼矢氏に聞く。コロナ拡大を防ぐプールマスクマンが大ヒット。アイディアマンを徹底解剖。
コロナ禍で苦境にあえぐスイミングプール業界を救うために立ち上がったのは一人の男、西川隼矢さんだった。 子どもたちが安全にレッスンを受けられるようにと、コーチ用の透明プラスティックマスクを開発。今年の夏、日本中のスイミングスクールのコーチたちに引っ張りだこになった商品プールマスクマンだ。
開発を支えたのは西川さんの「プール愛」だという。 その他にも、「プールを単なる競泳と水中ウォーキングのためだけに使うのはもったいない」と様々なアイディアで業界のために新しいアイテムを制作している。
そんな彼を支えてきたのは国立鹿屋体育大学時代の恩師、ミュンヘン五輪の平泳ぎ金メダリストでもある田口信教さんの言葉だった。「特許を取りなさい!」この言葉に触発されて、新しいビジネスに次々とチャレンジしてきた西川さん。 これからの時代、こうしたチャレンジ精神を持つ人材を日本は大切にしていかなくてはならないと切に思った取材だった。
取材 2020年8月27日
場所 田町鹿屋体育大学サテライトキャンパス 取材担当 宮嶋泰子