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2021.01.30
スポーツ・芸術・文化

プール愛が世界を救う!プールマスクマンが大ヒット 警察も芸能人も・・・大新聞も取り上げるように。


コロナで子どもたちが水泳教室を辞めないように・・・と考案した「プールマスクマン」

子どもの頃から水泳が大好きで、こよなくプールを愛する男、西川隼矢氏は新しいことを考えることが大好きな人。コロナ拡大でもプールで水泳教室が不安なく行えるようにと「プールマスクマン」を開発しました。その経緯は昨年の夏にカルティベータでも取材をさせていただ、YouTubeカルティベータにアップいたしましたが、なんとこのプールマスクマンが警察官や芸能人たちにも今や使われるようになっているのです。これには本人も驚きを隠せない様子。さらには毎日新聞にまで大々的に取り上げられておりました。

スポーツ用品は人間が動きやすい使いやすいことを考慮している・・・だから日常に使われるように

プールマスクマンは試行錯誤をしてクロール、バタフライ、平泳ぎ、背泳ぎと四泳法に耐えうる形状にしてあります。触るとソフトで使いやすく、もちろん飛沫が拡散しないように作られています。

そうしたスポーツ用品が日常で使われるようになってきたのがここ十数年の潮流でしょうか。かつてはアディダスのトレーニングウェアーはドイツの選手たちしか着ていませんでした。特に東ドイツの陸上選手たちが来日した時に着ていたイメージが強く残っています。おそらくメーカーが東ドイツのスポーツ連盟や協会と契約をしていて、ウェアーが選手に配られていたのでしょう。

それが日常に一般人が着るようになってきたのは、着やすい、簡単に洗える、動作が楽など、スポーツのために作ったものが日常の人々の生活にもフィットするということに人々が気付いてきたからでしょう。

人間の身体アクションを徹底的に考えて作られるのがスポーツ用品です。ですから数々の実験と試行錯誤で作られたスポーツ用品が人々の日常生活に入り込んでいくのは自然とも言えます。購入する時に、その品質の理論性に引かれるというのは当然です。

今では難民キャンプのように物資が不足しているところで最も求められる衣料がスポーツ用品のようです。日常的に身に着けるのに最も便利だからという理由です。必要最低限のものしか持たない人たちが求めるものがスポーツウェアになってきたというのがなんとも時代の変化を感じさせます。

スポーツウェアが求められるもう一つの理由がブランド力でしょう。以前はただの三本線だったアディダスも、テレビの画面に登場する世界のトップクラスの選手たちが身に着けていることで、かっこいいというイメージができてきました。そのイメージの上昇とともに皆がこぞって着るようになってきました。

あるスポーツメーカーの人に伺ったところ、カッコよさを作り出すために、著名人には無料でウェアーを提供して普段に着てもらっているとのことでした。そうすることでブランドイメージが高まり、高級感を醸し出し、より多くの人が同じものを手に入れたいと思うようになるからと伺いました。そんな話を聞いたのももう20年も前のことです。


西川さんのプールマスクマンが生まれた経緯

西川さんのプールマスクマンは水泳への愛情から生み出されました。どうやったらプールにもっと多くに人が足を運んでくれるようになるのか、その試行錯誤や制作過程、さらには西川さんのプール愛を今一度是非ご覧いただいたくここに動画を再びご紹介することといたします。

本業はプール専門水中カメラマン。その作品も動画でご覧いただけます。是非この機会にどうぞ。


2021年1月31日
Reported by 宮嶋泰子

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