一般社団法人カルティベータ 代表理事宮嶋泰子からのご挨拶
皆様、カルティベータへようこそお越しくださいました。
代表理事を務めますスポーツ文化ジャーナリストの宮嶋泰子です。
私はこれまで43年間にわたりテレビ朝日の番組リポーターやディレクターとして様々なスポーツシーンに接し、番組制作をしてきました。
1980年のモスクワオリンピックから始まり、2018年のピョンチャンの冬のオリンピックまで、19回のオリンピックを現地で取材する一方、日本全国にある3500の総合型地域スポーツクラブや、子どもたちの運動や遊びの環境、さらには若者に人気のあるアーバンスポーツ、ダンスなども取材してきました。もちろん野球やゴルフなどのプロスポーツもです。
取材しながらつらつら考えていたことは、もっと日本のスポーツを生活の中の文化としてとらえる伝え方をしてみたいということでした。音楽や美術や読書などと同じようにスポーツも人々の生活を潤してくれるとても大切なものです。しかし、テレビでご紹介するスポーツは、どうしても「勝利を目指して精進するスポーツ」となることが多く、生活を彩るスポーツの在り様を伝える機会はなかなかもてなかったというのが正直なところです。
より楽しく豊かな人生を送るためのスポーツとのかかわり方を伝えたいという思いがつのりました。と同時に、スポーツ界の人々がその貴重な経験を社会の中で活かせる仕組み作りにも取り組んでみたいとも考えはじめ、一般社団法人カルティベータを作ることとなりました。
カルティベータと言うのは、「耕す人、先駆者」と言う意味です。
実は文化を表すカルチャーと言う言葉の語源はカルティベート「耕す」と言う言葉です。
スポーツを日本の文化の一つとするための土壌を耕していきたいと思っています。
ゆっくりではありますが、少しずつ、普段あまり見ることのないシーンや、お話をウェブでご紹介していければ幸甚です。
さらにはアスリートと一緒にセミナーや企業の健康経営のお手伝いなどもできればと思っています。 今後ともカルティベータをどうぞよろしくお願いいたします。
一般社団法人カルティベータ
代表理事 宮嶋 泰子