スポーツも大事だけれど、もっと大切なのは人命、私たちは社会の中で生きている! オリンピック・パラリンピックを真面目に考えてみた。
コロナ禍で人々の生活が劇的に変わってしまった一方、慣れてきて「こんなもんだろう」と折り合いをつけながら生活をする部分も出てきました。
しかし、未だ大阪ではベッド数が足りず悲鳴が聞こえてきます。さらには日本全国で昼夜懸命に最前線で働く医療従事者がいます。
その中でオリンピックを既定路線のようにやろうとしています。たぶんなだれ込むのでしょう。しかし私は立ち止まって考えることも必要だと思っています。
先日、赤旗の勝又記者が取材してくれた記事がアップされましたのでご紹介いたします。ちなみに私は共産党員ではありませんが、自民党員でもありません。
これまで19回もオリンピックを取材し、選手のオリンピックに出場したいという気持ちは痛いほどわかります。しかし選手と言えど、スポーツに係る最前線の人と言えど、まずは一人の社会人として今は自分を振り返ってほしいのです。今日本がどうなっているのか。ワクチンの接種率は依然としてOECD最下位。人々は不安の中で生活をしています。ここでオリンピックを開くには無謀だと思うのです。