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2020.07.16
スポーツ・芸術・文化

安部篤史その3 シルクドゥソレイユ出演夢かなう


男子のシンクロという新しい分野にチャレンジした一人の男が再び新たな夢を追う。

ウォーターボーイズに見せられパフォーマンス集団トゥリトネスで演技をしていた安部篤史さんが2015年の国際水泳連盟の新種目シンクロナイズドスイミング・ミックスデュエットに挑戦し、3回目の大会で銅メダルを獲得するまでの過程は「安部篤史その2」でお伝えした通り。

「安部篤史その3」では、メダル獲得の2か月後に意を決してラスベガスに渡りシルクドゥソレイユと契約を結んだところから始まる。 2004年に「いつかはシルクドゥソレイユの舞台に立ってみたい」そんなぼんやりとした夢を描いた安部さんがついにシルクと契約をし、舞台に立ったのだ。

夢の初舞台の時の思い、競技ではライバルだったビル・メイとの友情、トレーニングの厳しさ、皆で一つの作品を作り上げていく喜び、そして、感動のカーテンコールでの思いなど、素直な安部さんの気持ちが語られている。

コロナ拡大で公演を中止する選択は、シルクドゥソレイユ破産申請という形を取り、安部篤史さんをはじめとしてほとんどのスタッフが解雇となった。しかし安部さんの中にはシルクに対する熱い愛がある。

取材日 2020年7月6日

取材場所 川崎市高津区

取材・編集 宮嶋泰子

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