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2025.02.11

勇気をもらったスタディートーク#42蒲島郁夫さん

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逆境の中にこそ夢がある 不可能を可能に


2025年2月1日 日本女子会館5階 日本女性学習財団にて

今回はAIを使って、それを補足しながらここにアップすることにしました。
ゲストは熊本の落ちこぼれ高校生から農協職員、米国での実習生、ネブラスカ大学での豚の精子研究、ハーバード大学での政治学研究、筑波大学教授、東京大学教授、熊本県知事、財政再建 熊本地震対策、熊本駅修復、熊本空港再建、台湾の半導体メーカーとの契約等、今、日本で最も活気づく県、熊本県知事を4期務められ、昨年退いた蒲島郁夫さんの半生から。

私、宮嶋泰子は1979年にボストンマラソンのロケで、当時ハーバード大学院にいらした蒲島さんと出会い、その後、自分の力を社会に還元できるようになりなさいと教えられ、人生観が変わることとなりました。

全体のお話をお聞きしながら、裏に流れる「人」としての魅力で、多くの方と良いつながり方をしているのがよくわかりました。助けてくださる方、自ら申し出てくださる方など、蒲島さんの周りには、いつもそうした「人」がいらっしゃいます。これも蒲島さんのご人徳なのでしょう。こうした聞き手として感じるまとめはAIにはできませんね。(笑)


テーマ

この講義では、逆境における夢の重要性、教育と自己啓発の価値、政治への情熱、学問と実践のバランス、家族の支援、奨学金の重要性、選挙戦略、キャリアの成長について議論されました。特に、逆境を乗り越えるための夢の力や、教育が自己成長を促進する役割が強調されました。また、熊本県知事としての経験や政策、災害後の創造的復興の取り組みも紹介されました。

要点

  1. 逆境における夢の重要性
  2. 教育と自己啓発の価値
  3. 異なる文化での経験の影響
  4. 政治への情熱とその実現
  5. 学問と実践のバランス
  6. 家族の支援とその役割
  7. 奨学金と教育機会の重要性
  8. 不可能を可能にする力
  9. 選挙戦略と投票行動理論
  10. キャリアの転換と成長

ハイライト

  • “不可能を可能に、逆境にこそ夢がある。”
  • “失敗を恐れずチャレンジしようと。”
  • “求めようさらば与えられんという言葉。求めないと何も与えられない。求めることがリーダーの条件だ。求めることが不可能を可能にする条件だ。”
  • “身を切らないと誰もついてこない。”
  • “逆境の中にこそ夢があるから、これを成功させるのが熊本の大きな力になる。”
  • “自分でできない時にはみんなと一緒に。そうか、自分のためにやらなくても。そう、みんなのためにやる。”
  • “トライしないと何も得られないけども、トライして自分が自分の力を知ることができる。”

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章とトピック

逆境における夢の重要性

逆境に直面したときに夢を持つことの重要性についての考え方。夢は困難を乗り越えるための原動力となり、人生の方向性を示す。

  • 要点
    • 夢は困難を乗り越えるための原動力となる。
    • 夢を持つことで人生の方向性が明確になる。
    • 逆境においても夢を追い続けることが重要。

教育と自己啓発の価値

教育を受けることや自己啓発を行うことの価値についての考え方。学問は人生を豊かにし、自己成長を促進する。

  • 要点
    • 教育は自己成長を促進する。
    • 学問は人生を豊かにする。
    • 自己啓発は継続的な学びを可能にする。

政治における決断の重要性

政治において重要な3つの要素として、決断する政治、目標を持って進む政治、災害対応の政治が挙げられる。

  • 要点
    • 決断する政治は、迅速かつ効果的な意思決定が求められる。
    • 目標を持って進む政治は、具体的な目標設定とその達成に向けた行動が重要。
    • 災害対応の政治は、迅速な対応と適切なリーダーシップが求められる。
  • 説明
    政治においては、迅速かつ効果的な意思決定が求められ、具体的な目標設定とその達成に向けた行動が重要である。また、災害対応においては、迅速な対応と適切なリーダーシップが求められる。
  • Examples
  • 熊本県の財政再建において、知事が自らの給与をカットすることで、県の借金を1500億円以上削減した。
  • 知事が自らの給与をカットする決断を下した。
    • 県庁の職員も給与カットに協力した。
    • 結果として、県の借金を1500億円以上削減することができた。
  • 留意点
  • 迅速な意思決定が求められる場面では、リーダーシップが重要。
  • 目標設定は具体的であるべきで、その達成に向けた行動計画が必要。
  • 特別な状況
  • 災害時には迅速な対応が求められるため、事前の準備と計画が重要。

創造的復興

災害を逆境と捉えず、チャンスと捉えてインフラや産業を再建・発展させること。

  • 要点
    • 災害後の迅速な復興計画の立案
    • インフラの再建と新設
    • 地域経済の活性化
  • 説明
    災害が発生した際に、単に元に戻すのではなく、より良い形に再建することを目指す。これにより、地域の期待に応え、経済的な発展を促進する。
  • Examples
  • 熊本では、地震後に熊本城や阿蘇熊本空港の再建、クルーズ船の拠点整備などを行い、地域の期待に応えた。
  • 地震直後に復興計画を立案し、迅速に実行。
    • 熊本城や空港の再建を通じて観光客を呼び込み、経済を活性化。
    • クルーズ船の拠点整備により、国際的な観光地としての地位を確立。
  • 留意点
  • 地域住民の期待に応えること
  • 迅速な計画立案と実行
  • 持続可能なインフラ整備
  • 特別な状況
  • 災害直後の混乱時にどのように迅速に計画を立てるか?

そして今、半導体の台湾の企業TSMCと連携し、工場を熊本に建設。現在経済的にも潤う。

その研究のために、退職金800万円を東京大学に寄付したら、あっという間に1億円が集まった。現在は東京大学先端技術研究所フェローとなっている。

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研究の重要性と責任感

研究を行う際には、しっかりとした土台を作り、学会で発表できるレベルの研究を目指すことが重要である。

  • 要点
    • 研究には責任感が伴う。
    • 学会で発表できるレベルを目指す。
  • 説明
    研究を行う際には、しっかりとした土台を作り、学会で発表できるレベルの研究を目指すことが重要である。教授と共に研究を進めることで、チャンスを生かすことができる。

英語の習得と発表の経験

英語を学び、発表の機会を通じてスキルを向上させる。

  • 要点
    • 英語の習得は重要。
    • 発表の機会を活用する。
  • 説明
    英語を学び、発表の機会を通じてスキルを向上させることが重要である。特にハーバードでの経験が大きな影響を与えた。

熊本県知事としての経験と政策

熊本県知事として、財政再建や環境問題に取り組む。

  • 要点
    • 給料カットによる財政再建。
    • 環境問題への取り組み。
  • 説明
    熊本県知事として、給料カットを行い財政再建を図った。また、環境問題にも積極的に取り組んだ。

参加と民主主義

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参加と民主主義は、政治における市民の関与とその影響力を指す概念であり、特に発展途上国においては、政治参加と安定、経済発展と平等性のバランスが課題となる。

  • 要点
  •   ・ハーボード大学教授で国際政治学者のサミュエル・ハンティントンの理論では、発展途上国での政治参加と安定、経済発展と平等性の両立が難しいとされる。
    • 日本の戦後の政治参加は、都市部よりも農村部の人々が積極的に参加し、平等性が保たれていた。
  • 説明
       サミュエル・ハンティントンの理論に対する反論として、日本の戦後の政治参加の例が挙げられる。都市部の高学歴層が政治参加を控える一方で、農村部の人々が積極的に参加し、自民党を支援することで所得分配が行われた。このように、参加と平等性がうまく機能した時代もあった。

熊本の女子ハンドボール世界選手権(参加者からの質問)

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熊本で開催された女子ハンドボール世界選手権は、地震後の逆境を乗り越えて成功を収めた大会であり、地域の力を示す象徴的なイベントとなった。

  • 要点
    • 地震後の熊本での開催に対する不安があったが、成功裏に終わった。
    • 県庁職員や県民の協力により、大会は大成功を収めた。
    • この成功は、逆境を乗り越える力の象徴とされる。
  • 説明
    熊本での女子ハンドボール世界選手権は、地震後の不安を乗り越え、県庁職員や県民の協力により成功を収めた。この大会は、逆境を乗り越える力の象徴として評価され、地域の誇りとなった。

歩くサッカーの普及について(参加者からの質問)

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歩くサッカーは日本で新しいスポーツとして地域で普及を目指している。スポーツを通じて健康習慣や人とのつながりを促進し、新しいスポーツの世界を作ることを目的としている。

  • 要点
    • 地域での普及活動
    • 健康習慣の促進
    • 人とのつながりの強化

国際化の重要性(参加者からの質問)

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サッカーで高校生を部一句大学に留学させるプロジェクトを実施しているWITH YOUの取り組みが紹介される。

国際化は地域社会において重要であり、特に若者や子どもたちが自分の人生や社会に興味を持ち、積極的に関わるために必要である。

  • 要点
    • 地域社会での国際化の推進
    • 若者の社会参加の促進

逆境を乗り越えるメンタルマネジメント(参加者からの質問)

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インドで仕事を始めて10年の双子の姉妹も参加。インドでの「くまモン」大使に任命される一コマ。

逆境に直面したときに、どのようにメンタルをマネジメントし、良い方向に向かわせるかが重要である。

  • 要点
    • 自分一人で抱え込まない
    • 周囲と協力する

勉強の重要性(オフライン参加者、対面参加者からの質問)

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勉強を通じて不可能を可能にする力を得ることができる。

  • 要点
    • 勉強に触れることで可能性を広げる。
    • 一生懸命に取り組むことで自分の力を証明できる。
  • 説明
    勉強は単に知識を得るだけでなく、自分の限界を超えるための挑戦でもある。挑戦を通じて自分の力を知り、成長することができる。

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ご参加くださった皆様、ありがとうございました。濃い時間でしたね。終わって勇気が湧いてきました。
蒲島先生からも後で電話をいただき、素晴らしい参加者でしたねとおほめをいただきました。
zoomでご参加くださった方、見逃し配信でご覧くださった多くの方もありがとうございました。

スチール写真を撮影してくださったYo Nagayaさん、オンライン配信を行ってくれたHAMAさん、ありがとうございました。

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